T-ALLを「知って治す」ブログ

T-ALLを「知って治す」

自身の病気「T細胞性急性リンパ性白血病」を調べ、理解し、治療と正面から向き合うことを目的とします。

wk65 NEL④ 本当の最終入院

検査・治療

マルクなし

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アラノンジー(=ネララビン)は末梢ルートから投与

治療経過

引き続き良好

体調

  • 睡眠:やっぱ投与後は眠くて2時間くらい昼寝してた
  • 頭痛:なし
  • 吐気:Lv.0〜1 ほぼなし
  • 食事:普通
  • 味覚:正常
  • 便通:正常
  • 発熱:なし

雑記

  • 入院前にPCR検査(唾液)があった
    • 唾出すために入院5日前に現地入り
    • 検査後はホテルで過ごした(親族の家でもいいと言われたが止めた)
  • 新型コロナによる制限は少しだけ緩和

    • 人の少ない時間帯ならコンビニへの買い出し等は短時間ならOK(許可制)
    • 面会全面禁止、部屋の外や会話時のマスク着用義務は継続
  • 入院直後は個室で、しばらく様子見て発熱などないことを確認してから大部屋に移すようにしているらしい

お知らせ

血液内科は長期入院の患者が多いですが、経過が順調にも関わらず1年半も入院する患者はそんなに多くはいません。それだけ長いプロトコール(治療計画)でした。プロトコール自体はまだ終わっていませんが、最終入院ということで、病棟とはお別れです。

退院時、看護師さんらスタッフに囲まれて写真撮りました。幸せでした。退院時にシフトに入ってなかった看護師さんの中には、わざわざ前日とかに挨拶しに来てくれた人もいました。

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ここで過ごした日々を除いて自分を語ることはきっと今後もできません。それほどに思い出の詰まった場所です。

ガラスの二重扉の向こう側の世界には、そこだけに流れる独特の時間がありました。寂しいと思うのは、その時間が好きだったからです。でも、きちんとお別れしてきたつもりです。ここから去ることが住人の幸せなのです。スタンプで隠れて見えませんが、写真の笑顔が証明しています。

だから、これから、外の広い世界で生きていきます。

ありがとう。本当にお世話になりました。