T-ALLを「知って治す」ブログ

T-ALLを「知って治す」

自身の病気「T細胞性急性リンパ性白血病」を調べ、理解し、治療と正面から向き合うことを目的とします。

wk81-101 ラスト髄注

検査・治療

4週ごと診察
8週ごと髄注 ←2021/3/18で完遂!

治療経過

引き続き良好

4月で治療終わる予定

体調

良好

メソトレキセート飲む日(週1)はだるい

お知らせ

髄注が終わりました。全部で18回受けたと思います(早期強化 2, 強化 6, 再寛解 2, 維持 8)。髄注の辛いところは当日風呂に入れないことでした。コロナ禍では特に不安でした。

来月には飲み薬も含め、治療全体が終わります。104週間の長丁場(実際はもっとかかった)を乗り切れる人はそんなに多くないらしいです。主治医曰く、「骨髄が疲れて中断するケースが多い」とのことでした。丈夫な身体に恵まれてありがたい限りです。もっとも、白血病になる時点で、丈夫なのかわかりませんが。

2020年度が終わろうとしています。飛ぶように過ぎた1年でした。思えば、今年度の前半は入院も延べ何週間かありました。いま、急速に「ふつうの日常」に慣れていく自分がいます。

そんな中、ふと、感動する瞬間があります。今日の夕飯を考えているときとか、雲ひとつない青空を見たときとか。ちょっとした日常の一コマに、武者震いするような心地になることがあるのです。それは、「自由への感動」と言えると思います。

ただ、自由の持つ責任も忘れてはいけません。なぜいま、自由なのか? − 決まっています。「治った(と信じられる)」からです。その背景にはたくさんの人がいました。治してくれた医療者、治ると願ってくれた仲間。治療法は、治らなかった人たちの例も踏まえ、確立されてきました。

まだコロナ禍は終わっていません。僕の免疫は治療終了後もしばらく低く、ワクチンは受けても意味がないそうです。「生きる」という至上命題を忘れてはいけないと、再び、肝に銘じます。