CVC(中心静脈カテーテル)を挿入した
今までは腕からの点滴静注(いわゆる普通の点滴)だったが、抗がん剤に備えて、CVC(中心静脈カテーテル)デビューした。
鎖骨らへんから心臓付近の中心静脈(上/下大静脈)に向けてカテーテルを通す。っていうと怖そうだけど別になにも怖くない(後述)。
利点
- 太い血管に通すため、濃度の高い薬を投入してもすぐ薄まり、安全性が高い
- 一度入れたら入れ直さずに長く使える (ふつうの点滴は約5日ごとに差替えが必要)
- 採血もこれを使ってできる
挿入の時の感想
手順については、布をかけられながらだったので見てはいないが、
局所麻酔→管挿入→再び麻酔→管固定→消毒
という感じだったと思う。全体で20分程度。麻酔の時の痛み(通常の注射くらい)だけで、あとは全然痛くないし、管を入れている間の違和感とかもなかった。
術中、心拍が上がると心拍計の音でバレて「こいつ緊張してるなw」と思われるので、なるべく違うことを考えて気を紛らわせた。
なお、CVCの挿入は研修医のT先生がやってくれたが、とても手際が良かった。
今の状態
別に痛くもなんともないけど、飲み込む時と首を動かした時「首になんかあるな」という違和感がある。2、3日すれば気にならなくなるそうだ。
あと、同時に輸液ポンプをつなぎ、より速度に厳密な点滴になった。こいつはバッテリーも積んでいるが1時間くらいしか持たず、基本的にコンセントに繋いでおく必要があるので、動くのがちょっと面倒になりそう。